★ 子供心 ★

　　私が5～6才の頃、母親に連れられて新宿に買い物に行くと

帰りに、必ず新宿中村屋で大好きなホットケーキを食べさせてくれます。




　その日も、買い物が終わったあと中村屋でホットケーキを

注文してくれた母・・・私は嬉しくて、嬉しさを伝えるのに

「またホットケーキだ、もうやんなっちゃうな～」と・・・

照れ隠しのような気持ちで言いました。

すると母親は、「食べたくなかったら、もう食べなくて良い」と

その後、ホットケーキを頼んでくれなくなってしまいました。

子供ながらに、違うんだよ！本当は大好きなんだよ！

と、伝えたいけど本心を伝える言葉が出てきませんでした。

その後、大人になってもホットケーキを見るたびに、悲しい想い出が蘇ります。

写真は先日、妻と映画を観に行った時に食べたホットケーキ

母を想いながら、甘くて チョッと しょっぱいホットケーキを食べました。