★ 手紙・文通編 ★

昔は携帯電話も無く、遠くにいる友人や恋人には

もっぱら「手紙」でのやり取りをしていました。




ippeiは中学3年生の時に東京から、滋賀県の大津に転校してきました。

東京の中学校を去る時に、放課後クラスの全員が残ってippeiの送る会を

開いてくれました。

エレキギターを持ち込んで演奏してくれたり、寸劇をやって笑わせてくれたり

だいぶ前から計画をして、練習をしていたみたいです。

そして、どうゆう訳かその場でクラスの10名くらいの女子と文通をすることを

約束させられてしまいました。

律儀なippeiは最初の頃、全ての女子に手紙を書いていましたが半年・・・1年と

月日が経つうちに2～3人に減り、最後に残ったのが当時、男子の中で憧れの的であった

マドンナ的存在の〇子さんだけになりました。

（実は、ippeiも憧れていて・・・文通で繋がっているだけで幸せでした）

そして、その文通は中学3年生の15歳から22歳まで実に７年間も続きました。

更にそのあと奇跡的な出来事が・・・・

ippeiが関西から戻ってきた時に交わした手紙で一度、会おうということになり

7年ぶりにマドンナ〇子さんとデートすることとなってしまいました

新宿駅で待ち合わせをし、7年ぶりに会った〇子さんはこの世の人とは思えない位

美しい女性になっていたのです。。。。

積もる話で時間を忘れるほど話した若い二人は・・・

そのあと・・・更なる奇跡が・・・ippeiの人生の中で、忘れられない出来事が・・・

　　　　　　　　　　～おわり～